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“PIXAR”

ウォーリー / WALL-E

WALL-E4

2008年 / アメリカ
監督:アンドリュー・スタントン
脚本:アンドリュー・スタントン / ジム・リアドン
声の出演:ベン・バート / エリッサ・ナイト / ジェフ・ガーリン / フレッド・ウィラード / ジョン・ラッツェンバーガー / キャシー・ナジミー / シガーニー・ウィーヴァー

見事ですねPIXAR。単純に「ウォーリーかわいい」だけじゃ済まないエンターテイメント性たっぷりな作品となってました。誰もがすぐ見て取れる消費社会やゴミ問題からくる環境破壊などのテーマをたっぷり盛り込みながら、過去の作品へのオマージュやパロディ(マトリックスとか2001年宇宙の旅とか)も登場してきて、主人公のウォーリーがあのビジュアルと音声ときたら老若男女が興奮しっぱなしなんじゃないでしょうか。

特に前半で700年間ひとりぼっちで働き続けるウォーリーの日々の行動を淡々と、かつほぼサイレントの状態で流すシーンは圧巻でした。グッと引き寄せられたあの冒頭の数十分ですでにお腹いっぱいになりかけました。

汚れているものを見つけるとキレイになるまで執拗に追いかけるM-O(モー)が、今まで自分の軌道は外れたことないのに殻を破って自ら軌道を飛び出しちゃうシーンは、ウォーリーの周辺には気付けば幸せが舞い降りるというエンディングにかけての重要なシーンかなと思って印象的。

レミーのおいしいレストラン / RATATOUILLE

RATATOUILLE

3

2007年 / アメリカ
監督:ブラッド・バード
脚本:ブラッド・バード
声の出演:パットン・オズワルト / ブライアン・デネヒー / ブラッド・ギャレット / ジャニーン・ガロファロー / イアン・ホルム / ピーター・オトゥール / ルー・ロマノ / ジョン・ラッツェンバーガー / ジェームズ・レマー / ウィル・アーネット

ちゅーちゅーネズミが、料理はしたいもののセンスがない見習いシェフと手を組んで髪の毛引っ張って超一流の料理を提供。誰でもシェフになれるとは言うものの、ネズミまでもかー!って一方で結局リングイニの今後はどーなるのか?とかで夢があるのかないのかって思う節もあるけども、CGはもうハンパないことになってるよなぁ。パリ綺麗。

むちゃくちゃ料理ウマくて、すげー行ってる店の厨房があんなんなってたらと思うと...、ということでいっさい想像はしませんが。でもあのラタトゥイユは食ってみたい。レミーが親父たちとはぐれてパリ中を駆けめぐるくだりと、リングイニの家で料理のイロハを教えるくだりなんかが好きです。

モンスターズ・インク / MONSTERS, INC.

MONSTERS, INC.

4

2002年 / アメリカ
監督:ピート・ドクター
脚本:ダン・ガーソン / アンドリュー・スタントン
声の出演:ジョン・グッドマン / ビリー・クリスタル / メアリー・ギブス / ジェームズ・コバーン / スティーヴ・ブシェミ / ジェニファー・ティリー / ボニー・ハント / ボブ・ピーターソン / ジョン・ラッツェンバーガー / フランク・オズ

子供の悲鳴をエネルギーにして暮らすモンスターたちっていう設定がまずしびれます。もうその発想の時点でつかみはOKなんじゃないでしょうか。話の入り方もいいなぁあれ。

サリーのふわふわした毛がもうなんとも言えない感じで良すぎる。ブーがむちゃくちゃ可愛かったし、ブシェミの声(ランドール)もハマってて面白かったです。ストーリーもステキ。

ファインディング・ニモ / FINDING NEMO

FINDING NEMO

3

2003年 / アメリカ
監督:アンドリュー・スタントン
脚本:アンドリュー・スタントン / ボブ・ピーターソン / デヴィッド・レイノルズ

『マーリン! ドリー! う、後ろーー!!』と叫んでしまいそうでした。ピクサー最高。
あの先生の上に乗って(?)海の探検に行きたい。と思ったらいきなりダイバーにさらわれちゃって息つく暇もなく親父さんのニモ探しが始まって海底大爆発とかクラゲの森とかいろんな難関があるわけです。

ストーリーが単純なのにここまで見入っちゃうとは思ってなかった。それは美しいサンゴ礁をはじめ海の描写の素晴らしさ、いろんな生物のいろんなキャラなんかがそうさせてるんだなと思いました。最初は吹き替えで観たけど、ウィレム・デフォーの声聞きたさに2回観た。

あの水槽の中にいた仲間たちは海に帰ったらニモと歯医者を始めるに違いない。クジラん中ってあんなんなってんのね。ギルがマジで最高。