tag

tag: “SpikeJonze”

“SpikeJonze”

かいじゅうたちのいるところ / WHERE THE WILD THINGS ARE

WHERE THE WILD THINGS ARE

5

2009年 / アメリカ
監督:スパイク・ジョーンズ
脚本:スパイク・ジョーンズ / デイヴ・エッガース
出演:マックス・レコーズ / キャサリン・キーナー / マーク・ラファロ
声の出演:ローレン・アンブローズ / クリス・クーパー / ジェームズ・ガンドルフィーニ / キャサリン・オハラ / フォレスト・ウィッテカー / ポール・ダノ

50年近く前から愛されている絵本の映画化とは言え、それは決して子供向きというわけでもない。むしろ吹き替え版でちっちゃい子が観たとして、“着ぐるみ”や“世界観”のビジュアル以外で楽しめてるのか?という疑問すら抱くほど、人間たちがいる世界同様に、かいじゅうたちの世界もデリケートでいろいろな感情がひしめき合っている。スパイク・ジョーンズが「人間関係の難しさを描いている」と語っているように、見せる表情も繊細かつ多彩だ。

とは言っても少年とかいじゅうたちがやってることは思いっきりダッシュしたり、ジャンプしたり、秘密の基地へ連れて行ったり、泥だんごを投げ合ったりで、一般的に見る“子ども”の遊びだ。

しかし、崖まで走りきったあとの夕陽、泥だんご合戦でアレキサンダーが2回だんごをぶつけられるくだり、マックスの雪合戦が伏線となりキャロルが同じことをリピートするくだりなどなど、そんな子どもの遊びを経て大人になった世代でも思わずグッとくるシーンが多々用意されている。それを大いに感じたのはやっぱりあのラストシーンかなー。

スリー・キングス / Three Kings

Three Kings

3

1999年 / アメリカ
監督:デビッド・O・ラッセル
脚本:デビッド・O・ラッセル
出演:ジョージ・クルーニー / マーク・ウォールバーグ / アイス・キューブ / スパイク・ジョーンズ / クリフ・カーティス / ノーラ・ダン

湾岸戦争終結直後にアメリカ兵3人がフセインの財宝を見つけに行く話。

見事にアメリカナイズされてる。ああいうノリとかテンション嫌いじゃないな。背景が湾岸戦争だけど、その視点から観ちゃマズいです。それじゃちっとも笑えない。

マルコヴィッチの穴 / BEING JOHN MALKOVICH

BEING JOHN MALKOVICH

5

1999年 / アメリカ
監督:スパイク・ジョーンズ
脚本:チャーリー・カウフマン
出演:ジョン・キューザック / キャメロン・ディアス / キャサリン・キーナー / オーソン・ビーン / メアリー・ケイ・プレイス / W・アール・ブラウン / チャーリー・シーン / ジョン・マルコヴィッチ

マルコヴィッチだらけ。メニューとか歌の歌詞とかすべて。アイデア良いね。
コメディタッチな前半に比べると、後半になるにつれだんだん変わって行ったな。このキャメロン・ディアスなんか好き。7と1/2階に勤めてると早々に腰痛めるね。
何気にあのチンパンジーのエピソードとか良かったです。カメオも最高でした。ジョン自身が入ったらどうなるんだとか、あの社長さんとかにも興味が沸いたなー。
実際ああいう体験したら人生観とか変わるんだろうなぁ。落ちるのにビビりそうだけど。

アダプテーション / ADAPTATION.

ADAPTATION.

4

2002年 / アメリカ
監督:スパイク・ジョーンズ
脚本:チャーリー・カウフマン / ドナルド・カウフマン
出演:ニコラス・ケイジ / メリル・ストリープ / クリス・クーパー / ティルダ・スウィントン / ブライアン・コックス / マギー・ギレンホール / カーラ・セイモア

ニコラス・ケイジ=チャーリー・カウフマン×ドナルド・カウフマンな映画。
『マルコヴィッチの穴』の世界観が大好きな人は間違いなく楽しめると思います。マルコヴィッチの穴の撮影シーンとか出てくるしね。すごい奇想天外だと思いますホント。
最後の方の展開は今までの脚本どうしようとかマッキーの講演会だとか夢中になって追求するものだとかランだとかっていう話からして違う映画みたいに見えるなぁ。
3年前だとか9年前だとか人類誕生とかまでさかのぼったりするけど、そんな難しい話でもないです。それよりもビックリしたのは2回の交通事故。
彼女になかなか会えないチャーリーがもどかしくてもどかしくて。でも会ったと思ったらあんなことやこんなことに・・・!あと『3』が観たい。