cinema | roughtab

Webディレクター/デザイナーtakasyiのシネマアーカイブ。単純に観た映画を覚えとく手段のひとつになるメモ書き程度のテキスト。休みの前の日に、夜中遅くまで映画観るのとかたまらんですよね。

SAW II

SAW II

5

2005年 / アメリカ
監督:ダーレン・リン・バウズマン
脚本:ダーレン・リン・バウズマン / リー・ワネル
出演:ドニー・ウォールバーグ / ショウニー・スミス / トビン・ベル / フランキー・G / グレン・プラマー / ディナ・メイヤー / エマニュエル・ヴォージア / ビヴァリー・ミッチェル / エリック・ナドセン

いやー!びっくりびっくり。前作から1年でここまでいい出来になってるとは思わなかった。暗い、異臭が漂ってそう、寒気、などのオープニングで感じたものはSAWの時と変わらず、緊張感が途切れることがなかった。
そのひとつの要素として、カメラは違う映像を映してるのに、他で起こっている事態の悲鳴やらを聞かせて緊張感や臨場感を失わせないようにきちんと気を配っている。今回は複数の男女がっていう設定だからなおさら感じた部分でした。
トラップの残酷さは今作も健在。目をブチ抜かれたり、顔に針だらけのマスク被らされたり、顔と手は出てるのに焼き殺されちゃったりで...。
ヤク中になったアマンダ。ゴードン先生に関係のある者。あぁ!あの部屋は!?...ってかえぇー!そういうことかよ!!ってかあの女刑事!!ずっとジグソウ追ってきたなら早いこと気付けよ!!行っちゃダメ!そしたらだって...!!みたいな感じでのめり込んでました。いくら「座って話してるだけだ」って言われてもなぁ。
ひとまず『続編』としてここまで満足するのも久々だった。ピンが外れて、罠が始まるときの「ピキーン」って音がイイね。

SAW

SAW4

2004年 / アメリカ
監督:ジェームズ・ワン
脚本:リー・ワネル
出演:ケアリー・エルウェズ / ダニー・グローヴァー / モニカ・ポッター / マイケル・エマーソン / ケン・レオン

もう冒頭から「目が覚めたら臭くて汚ねーバスルームにいた。」っていう感じで物語が始まります。なんの説明もなく始まる系は大好きです。
あの変にキャラクター化しかねないお面は話を引き締めてていいなと思ったけど、ふとした時に思い出しちゃう感じがする。でも映画自体はそうは頭を離れないなと。しばらくして冷静に振り返ってみるとツッコミどころも出てくるんだけど(それでもああいうパニックな状況下じゃ・・・ってことかもね)、観てる最中はそんなことちっとも思わなかった。脚本すばらしい。
まだ観てない人がこれを読んでるとはさすがにあり得ないと思うので言っちゃいますけど(言っちゃいますよ?)、ゼップからテープが出てきたときは瞳孔がおっ開いた。確かに先生に電流が流れたときはおかしいなとは思ってた。「だって必死に車走らせてるのにっ!?」って。
生きてる人の胃をぶりぶりえぐり出したり、結局足を切っちゃったり、真上からショットガンだったり。エグい!グロい!両こめかみにキュイーンって物凄いハラハラしたんですけどっ!あーおっかない。あの女の人、よく生還したよな。それがルールだ。