フランスvsアイルランドでのギブンの涙が忘れられない今日この頃ですが、そんな印象的な欧州のプレーオフ含み、各地で最後の枠をかけた戦いも終わり、半年後に南アフリカに集う32カ国が決まり、ボクにとって5回目のワールドカップが開幕します。12月4日の組み合わせ抽選会が楽しみでしょうがない。もちろん生中継で追いますよー!
ALGERIA / アルジェリア
6大会ぶり3回目
監督:ラバー・サーダン
サーダン監督は5回目の代表監督ということらしいが、欧州リーグに所属する選手がほとんどで予選を通して飛躍した印象のチーム。ラツィアーレとしては、フランスではなくアルジェリア代表を選択したメグニに期待したい。そしてフランスと同組とかになんないかな。
ARGENTINA / アルゼンチン
10大会連続15回目
監督:ディエゴ・マラドーナ
なんやかんやで批判も浴びせられつつ、南米予選を「なんとか」通過。監督が監督だけに、いわゆる強豪国・優勝候補の中では一番大会を引っかき回してくれるであろう今大会のアルゼンチン。目も当てられないくらい豪華すぎる攻撃陣は言うまでもないけれど、それもコンディションをいかに合わせて来れるか。そしてなんといっても中盤でベロンさんがドンと睨みをきかせてんのが嬉しい限りじゃないですか。
AUSTRALIA / オーストラリア
2大会連続3回目
監督:ビム・ファーベク
前回のドイツ大会とほぼ同じ顔ぶれだが、メンバーに変化がないという「利」を生かせるか。一皮むけたケーヒルは何かやらかしてくれるはず、という期待はエヴァートンのシーズンの終わり方がどうだったのかにも大きく左右されるか。
BRAZIL / ブラジル
19大会連続19回目
監督:ドゥンガ
南米予選で最多得点だったというのにはうなずけるんだけど、同時に最少失点だったというのには驚き。予選で苦戦してやっとの思いで通過して、その勢いのまま本大会でも力を発揮するってイメージがあるけど、今回は安定したまま突っ走ってしまうのか。ドゥンガは事実上、ロナウドの復帰はないみたいなことを言ったみたいだけど、まだわかんないってところでしょうか。
CAMEROON / カメルーン
2大会ぶり6回目
監督:ボール・ル・グエン
今回のアフリカ勢の中で守備が安定してるイメージの強いチームがカメルーン。いつになっても言われることだけど、身体能力の高さからアフリカ勢で守備力と組織力が加わるとどうしようもないっていう部分を見せつけることができるのか。ゴム人間エトーは自らの大陸でどんなパフォーマンスを魅せてくれるのか。
CHILE / チリ
3大会ぶり8回目
監督:マルセロ・ビエルサ
今回一番注目したいチームがビエルサのチリ。スゴイ仕上げっぷりだと思いますよ、ビエルサ。さすがです。12年前にフランスでZaSaコンビが暴れたように、なんか伸び伸びとプレーしそうな雰囲気です。
COTE D'IVOIRE / コートジボワール
2大会連続2回目
監督:ハビド・ハリルホジッチ
気付けば、...ってか気付いてはいたけど恐ろしいチームになったなコートジボワールは。特にトゥーレ兄弟含む中盤から前線にかけての躍動感とダイナミックさときたら本大会で1位、2位を争うんじゃないでしょうか。初出場となった前回のドイツ大会ではヒドいグループに入ってアレだったけど、今回はさて。
DENMARK / デンマーク
2大会ぶり4回目
監督:モアテン・オルセン
ポルトガル、スウェーデンを抑えての首位通過という結果はチーム力安定の裏付け。しっかり守れて、前には勝つためのゴールを決めれる選手がいるというシンプルだけど難しいサッカーに一番近いような気がします。あとベテランと若手の融合のバランスが良い具合で取れてる印象。
KOREA Rep. / 北朝鮮
11大会ぶり2回目
監督:キム・ジョンフン
ひとまず鄭大世とホン・ヨンジョがどんくらいやれんのかは楽しみ。
ENGLAND / イングランド
4大会連続13回目
監督:ファビオ・カペッロ
さすがにカペッロだけにしっかりとした安らぎに近い安定感が特に中盤で持ててるイメージ。ウィガンを9-1でボコボコにしたときくらいのキレっぷりが来年の6月にレノンにあればサイドがとんでもないことになる。経験が最大化しそうな頃合いのジェラード、ランパード、リオらのパフォーマンスにも注目。
FRANCE / フランス
4大会連続13回目
監督:レイモン・ドメネク
「欧州予選最大の事件」はひとまず置いといて、予選を通して批判だらけだった(今もか)ドメネクが半年でどうチームを構築してくるか。ナスリ、リベリー、ベンゼマらの若手も楽しみだけど、チェルシーでドログバとの2トップで活躍を見せ、苦しんだ予選でもチームを救ったアネルカがもっと楽しみです。
GERMANY / ドイツ
15大会連続17回目
監督:ヨアヒム・レーブ
ドイツ大会時に比べると、国内リーグもだいぶ活性化された感じがあるので、EURO2008以降含め、バランスの良いチームになってるんじゃないでしょうか。アドラーは注目したいGKの1人です。
GHANA / ガーナ
2大会連続2回目
監督:ミロバン・ライェバッチ
なんとなく今回のガーナは94年のアメリカ大会時のナイジェリアを彷彿とさせる気がする。
GREECE / ギリシャ
4大会ぶり2回目
監督:オットー・レーハーゲル
欧州予選の得点ランキングトップがギリシャのゲカスということは、チームのスタイルからしてどういう裏付けなのかは一目瞭然か。
HONDURAS / ホンジュラス
7大会ぶり2回目
監督:レイナルド・ルエダ
スパーズファンとしては、パラシオスのプレーに期待。
ITALY / イタリア
13大会連続17回目
監督:マルチェロ・リッピ
連覇を狙いたいイタリアだが、ベースの高齢化は否めない。しかもアタッカーにインパクトのある選手がほぼいないゆえ、その分守備陣にかかる圧力も増す。残り半年でどのような変化が期待できるかはわからないが、クラブとナショナルチームの両方で世界一になった唯一の男・リッピなだけに、どういう顔ぶれが選ばれるのかに注目。
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