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第93回 天皇杯 決勝 横浜F・マリノス v サンフレッチェ広島

第93回 天皇杯 決勝 横浜F・マリノス v サンフレッチェ広島

天皇杯優勝おめでとう、そしてありがとう。ボクたちの強いF・マリノス。

天皇杯元旦国立決勝。樋口監督は試合前に、リーグ最終節で逆転優勝を果たした広島に対して“リベンジではなくチャレンジする”意気込みで臨むと話していた。

しかしフタを開けてみれば、元旦で繰り広げたサッカーこそが今シーズンのすべてが詰まった素晴らしい戦い方だった。そして見事に完封でリーグ王者を退け、9シーズンぶりのタイトルを我が物にし、笑顔で俊輔が天皇杯を天に掲げた。

1ヶ月前に等々力のピッチにうずくまり涙を流していたキャプテンの姿は目に焼き付いているが、今日のこの姿とのコントラストを思い浮かべて涙が出てきた。

1トップに入り黒子に徹して周りを活かそうと走り続けた仁と、広島に対して相性も良い学のコンビネーションはもっと見たい。2人とも楽しそうにサッカーしていた。ドゥトラと小林のアップダウンも終始広島を苦しめた。特に先制点のキッカケともなった小林は、準決勝に出れなかったのもあってか高パフォーマンスだった。中町と富澤も交互にゴール前まで顔を出し、俊輔がパスを配給するリズミカルな攻撃。相手のいやらしいところへ飛び出す兵藤の良さも出ていた。マリノスサポーターとして見ていて誇らしかった。

今シーズンのJリーグ年間MVPは俊輔だった。その受賞はマリノスサポーターのみならず頷けるものかとも思うけど、マリノスの中から2番目のMVPを選ぶとすれば榎本哲也を挙げたい。今日のパフォーマンスもそうだが、彼のシーズンを通しての安定感は素晴らしかった。そんな哲也の前で相手の攻撃を跳ね返し青い壁を作っていた中澤と栗原も最高だった。

おめでとう、そしてありがとう。ボクたちの強いF・マリノス。樋口マリノスはまだまだ前進する。ACLもある。2014年シーズンはさらに楽しみだ。

第93回 天皇杯 決勝 横浜F・マリノス 2-0 サンフレッチェ広島

横浜F・マリノス
榎本哲也、小林祐三(92' 小椋祥平)、栗原勇蔵、中澤佑二、ドゥトラ、中町公祐、富澤清太郎、兵藤慎剛、中村俊輔、齋藤学(84' 奈良輪雄太)、端戸仁(88' 佐藤優平)
サンフレッチェ広島
西川周作、塩谷司、千葉和彦、水本裕貴、ミキッチ、青山敏弘yellowcard、森崎和幸、ファンソッコ(46' 清水航平)、石原直樹yellowcard、髙萩洋次郎(78' 浅野拓磨)、佐藤寿人(78' 野津田岳人)
得点者
17' 齋藤学(横浜F・マリノス)、22' 中澤佑二(横浜F・マリノス)
date
2014/01/01(Wed) 国立競技場 46,599人

category

Football

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