もうすでにこの段階では“楽”な相手などいないのは言うまでもないことだが、チーム状態が上昇せずに悩む日々が続いていたアンチェロッティからすれば、特にコペンハーゲンはイヤな相手の上位にいるだろう。デンマーク勢として初の決勝トーナメント進出を果たし、約2ヶ月ぶりの公式戦でチェルシー戦にのみ集中してチームを作るソルバッケン。パーケンも試合開始前からボルテージが高く、デンマークvsチェルシーのような雰囲気すら感じた。
しかしフタを開けてみるとあからさまにチーム力の差が浮き彫りとなり、その上自らミスをして失点してしまっては、チェルシーの術中にハマってなかなか抜け出せなくなる。1月に赤いチームからやってきたスペインのエースにはまだゴールこそないものの、アネルカがこれぞストライカーというようなゴールを2本デンマーク王者に浴びせた。
Kobenhavn 0-2 Chelsea
- ヴィラン、ポスピェフ
、ヨルゲンセン
、アントンソン、ヴェント(75' ベントソン)、ボラーニョス、クヴィスト、クラウデミール、グロンケア(87' ゾホレ)、セザル・サンチン(46' ヴィンゴーア)、エンドイェ
- チェフ、ボジングワ、イヴァノヴィッチ、テリー
、アシュリー・コール、ラミレス、エッシエン、ランパード、マルダ
(84' ジルコフ)、アネルカ(73' ドログバ)、フェルナンド・トーレス
(93' カルー)
- 得点者
- 17' アネルカ(CHE)、54' アネルカ(CHE)
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