2006年 / アメリカ
監督:アレハンドロ・ゴンサレス・イニャリトゥ
脚本:ギジェルモ・アリアガ
出演:ブラッド・ピット / ケイト・ブランシェット / ガエル・ガルシア・ベルナル / 役所広司 / 菊地凛子 / 二階堂智 / アドリアナ・バラーザ / エル・ファニング / ネイサン・ギャンブル
『アモーレス・ペロス』、『21g』と彼の作品にはすごく魅せられてるんですが、さらに深く考えさせるような内容だなぁ。コミュニケーションがうまくとれないもどかしさ、逆の視点での言葉の無意味さ、理解や価値観の相違などから展開していく、いわゆる“痛い話”がモロッコ・アメリカ・メキシコ・日本でそれぞれ進行していきます。
そんなつもりはなかったのにエラいことになっちまった...!、ちょっとした判断ミスがエラいことになっちまった...!!、みたいなことで繋がっていきます。
菊地凛子の存在感がデカすぎる。あの泣き顔といい、ラストシーンといい、音楽といい、頭にこびりつく感じです。印象に残ってるのはクラブに行ったときのシーン。本物の化け物を見せてやんだよ。
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