2007年 / アメリカ
監督:クエンティン・タランティーノ
脚本:クエンティン・タランティーノ
出演:カート・ラッセル / ロザリオ・ドーソン / ローズ・マッゴーワン / シドニー・ターミア・ポワチエ / ゾーイ・ベル / マイケル・パークス / メアリー・エリザベス・ウィンステッド / ヴァネッサ・フェルリト / ジョーダン・ラッド
単純明快B級映画でブッ飛んでる。くだらなすぎ度マックスですかね。デス・プルーフ(耐死仕様)に乗り込み襲いかかる変態殺人鬼のカート・ラッセルvsバッドガールズ。最初の4人の死に方がもう尋常じゃないなぁ。時速320キロってどんだけ耐死仕様なんだよ...。あのカート・ラッセルは必見なんじゃないでしょうか。
やっぱり見せ場はカーチェイスですかねぇ。あそこまでリアルなカーチェイスは初めて見た気がする。キル・ビルでユマ・サーマンのスタント役を務めたゾーイ・ベル自らが披露するアクロバチックな100%本物カーチェイスにわかってはいてもこっちまでもうドキドキですわ。
それ以外でも意図的に入れた古い映像や、ノイズ、フィルム傷やらコマ飛ばし、モノクロ演出、長々とした口の悪い下品な会話(けどいちいちカッコイイ)、残酷描写、などなどやりたい放題で楽しめる要素がたんまりと。『フロム・ダスク・ティル・ドーン』とか見てるとさらに楽しめるますかね。