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Webディレクター/デザイナーtakasyiのシネマアーカイブ。単純に観た映画を覚えとく手段のひとつになるメモ書き程度のテキスト。休みの前の日に、夜中遅くまで映画観るのとかたまらんですよね。

デス・プルーフ in グラインドハウス / Quentin Tarantino's Death Proof

Quentin Tarantino's Death Proof

5

2007年 / アメリカ
監督:クエンティン・タランティーノ
脚本:クエンティン・タランティーノ
出演:カート・ラッセル / ロザリオ・ドーソン / ローズ・マッゴーワン / シドニー・ターミア・ポワチエ / ゾーイ・ベル / マイケル・パークス / メアリー・エリザベス・ウィンステッド / ヴァネッサ・フェルリト / ジョーダン・ラッド

単純明快B級映画でブッ飛んでる。くだらなすぎ度マックスですかね。デス・プルーフ(耐死仕様)に乗り込み襲いかかる変態殺人鬼のカート・ラッセルvsバッドガールズ。最初の4人の死に方がもう尋常じゃないなぁ。時速320キロってどんだけ耐死仕様なんだよ...。あのカート・ラッセルは必見なんじゃないでしょうか。

やっぱり見せ場はカーチェイスですかねぇ。あそこまでリアルなカーチェイスは初めて見た気がする。キル・ビルでユマ・サーマンのスタント役を務めたゾーイ・ベル自らが披露するアクロバチックな100%本物カーチェイスにわかってはいてもこっちまでもうドキドキですわ。

それ以外でも意図的に入れた古い映像や、ノイズ、フィルム傷やらコマ飛ばし、モノクロ演出、長々とした口の悪い下品な会話(けどいちいちカッコイイ)、残酷描写、などなどやりたい放題で楽しめる要素がたんまりと。『フロム・ダスク・ティル・ドーン』とか見てるとさらに楽しめるますかね。

大日本人

大日本人

5

2007年 / 日本
監督:松本人志
脚本:松本人志 / 高須光聖
出演:松本人志 / 竹内力 / UA / 神木隆之介 / 板尾創路

ガキの使い、ごっつ、ビジュアルバム、ザッサー、放送室などなどで、日常に「松本人志」そのものが取り込まれちゃってるって言ったらおかしな言い方かも知れないけど、そんなおれにはたまらん作品でした。このタイミングで「映画」というかたちでの露出を公開初日に劇場で観て良かったと心から思った。しつこいくらい何回でも観たい。

シティ・オブ・ゴッド / CIDADE DE DEUS

CIDADE DE DEUS

5

2002年 / ブラジル
監督:フェルナンド・メイレレス
脚本:ブラウリオ・マントヴァーニ
出演:アレクサンドル・ロドリゲス / レアンドロ・フィルミノ・ダ・オラ / セウ・ジョルジ / アリス・ブラガ / ダグラス・シルヴァ

ニワトリ追いかけろ!で始まる神の街。すごく面白い。

60年代のリオのスラム街で繰り広げられるギャング抗争の話。オレのシマで殺しはすんな。二分される神の街。あ、あんなちっちゃい子まで...。

音楽も構成もカメラワークも編集も全部良いよ!サントラ欲しい。あんな街にいながら自分の夢を追っかけるブスカペは相当ラッキーだなぁ...。多少キツイ描写もなきにしもあらずだったけど、うまい編集とかでボヤけてる感じ。にしてもリトル・ゼがパルプ・フィクションのサミュエルとかぶったなー。

さすがにカーニバルなリオなだけにテンポ良いね。オープニングとか。ってかエンドロールの直前でびっくりしたんですけど...。

ショーシャンクの空に / The Shawshank Redemption

The Shawshank Redemption

5

1994年 / アメリカ
監督:フランク・ダラボン
脚本:フランク・ダラボン
出演:ティム・ロビンス / モーガン・フリーマン / ウィリアム・サドラー / ボブ・ガントン / ジェームズ・ホイットモア

これもヤバめの一本だなー。かなり衝撃を受けたの覚えてます。

原作は言わずと知れたスティーブン・キングの「刑務所のリタ・ヘイワース」。この感覚は言葉じゃ表現できないと思ってます。

脚本、映像、音楽、ブッキングなどどれも最高級。観終わった後の爽快さっつったら...。しかし刑務所の壁掘るってスゲぇよな。

シカゴ / CHICAGO

CHICAGO

5

2002年 / アメリカ
監督:ロブ・マーシャル
脚本:ビル・コンドン
出演:リチャード・ギア / キャサリン・ゼタ=ジョーンズ / レニー・ゼルウィガー / クイーン・ラティファ / ジョン・C・ライリー

映画ってのはもちろん人ぞれぞれの解釈があるとは思うけど、これはまず観て間違いないと感じた。つか映画でもなくミュージカルでもない。

なんつーかこう新世界みたいな。次々と飛び込んでくる画や音や光に圧倒されっぱ。もう初っ端からワクワクもんです。オープニングもかっけぇ。すぐ入り込める。

マジで光と色と音のスペクタクルの一本。って言葉でも表しきれないな。もうキャサリンもレニーもすげぇです。ぶへー。腹話術のヤツが特に好きかな。

ぶっちゃけこんなんがスクリーンで観れて幸せだなぁ...。オールザットジャズ万歳っ!