cinema | roughtab

Webディレクター/デザイナーtakasyiのシネマアーカイブ。単純に観た映画を覚えとく手段のひとつになるメモ書き程度のテキスト。休みの前の日に、夜中遅くまで映画観るのとかたまらんですよね。

12人の怒れる男 / 12

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2007年 / ロシア
監督:ニキータ・ミハルコフ
脚本:ニキータ・ミハルコフ / ヴラディミル・モイセイェンコ / アレクサンドル・ノヴォトツキイ=ヴラソフ
出演:セルゲイ・マコヴェツキー / ニキータ・ミハルコフ / セルゲイ・ガルマッシュ / ヴァレンティン・ガフト / アレクセイ・ペトレンコ / ユーリ・ストヤノフ / セルゲイ・ガザロフ / ミハイル・イェフレモフ / アレクセイ・ゴルブノフ / セルゲイ・アルツィバシェフ / ヴィクトル・ヴェルズビツキー / ロマン・マディアノフ / アレクサンドル・アダバシャン / アプティ・マガマイェフ

不朽の名作とされる「十二人の怒れる男」(シドニー・ルメット監督)を、ロシアに置き換えてリメイク。殺人容疑の若者を裁く12人の陪審員の法廷ヒューマン・サスペンスで、体育館での審議のし合いが緊迫してましたが、とにもかくにも社会背景とかがぐいぐい出てきて、ロシアに向けられた映画だったなぁーというのが第一印象。

自分だったらまずどっちに票を入れてて、あんなことを言う人が出てきたら意見がかわるのかどーなのか、第一あんな場所でまともに考えられるのかとかいろいろ想像しながら観てたけど、最後の芸術家のオッサンの発想までは考えてなかったなー。人を裁くって何なんでしょうか。

20世紀少年 第1章 終わりの始まり

20世紀少年 第1章 終わりの始まり2

2008年 / 日本
監督:堤幸彦
脚本:福田靖 / 長崎尚志 / 浦沢直樹 / 渡辺雄介
出演:唐沢寿明 / 豊川悦司 / 常盤貴子 / 香川照之 / 石塚英彦 / 宇梶剛士 / 宮迫博之 / 生瀬勝久 / 小日向文世 / 佐々木蔵之介 / 森山未來 / 竹中直人 / 藤井フミヤ

原作の大ファンだけども、少なくとも「もう気になって気になって続きが読みたくてたまんねぇ...!」っていう部分はほとんど感じられなかった。それは原作を読破してるからなのか、映画の構成がそうさせているのか...。結局実写化したらああいう風になっちゃうんだろうか。

むしろ3部作とはいえ、しょっぱなからグイグイ飛ばしてくるわけで、映画で初めて観た人はついてこれるのか、なんて余計な心配もしちゃったりした。

前半では刑事のチョーさんのくだりで物語にぐいっと入り込んだ記憶があるんだけど、映画では娘さんとの関係には触れてないし(尺的に入れれないんだろうけど)、肝となる同窓会のシーンもなんだかあっけなかった気がする。オッチョの豊悦がピンと来ない。

堤幸彦は原作に近づけようとなるべく同じカット割りで撮影したり、エキストラも原作に似ている人を集めたりしたっていうことらしいが、ケンヂの同級生で藤井フミヤが出てきたり、駄菓子屋のバアちゃんが研ナオコだったりで、カメオ出演でちょいちょいいろんな人が出てきたのもなんか気になる。「あまりにも豪華なキャスト」の部分にかけるお金の意味がわからない。

28週後... / 28 WEEKS LATER

28 WEEKS LATER

3

2007年 / イギリス=スペイン
監督:フアン・カルロス・フレスナディージョ
脚本:フアン・カルロス・フレスナディージョ / ローワン・ジョフィ / ヘスス・オルモ / E・L・ラビニュ
出演:ロバート・カーライル / ローズ・バーン / ジェレミー・レナー / ハロルド・ペリノー / キャサリン・マコーマック / マッキントッシュ・マグルトン / イモージェン・プーツ / イドリス・エルバ

『28日後...』の続編。壊滅した後のロンドンの街とかボサボサな芝のウェンブリーは雰囲気たっぷり。アクションも派手にやらかしてるねぇ。ってかアイツらはどんだけすばしっこいのか。「すばやさ」いくつなのか。暗い上にハンディカメラ撮影で何が移ってるかよくわかんないんだけども、鬼気迫る描写は伝わってきました。カーライルの立ち居振る舞いも楽しいかも。

300 スリーハンドレット

300

3

2007年 / アメリカ
監督:ザック・スナイダー
脚本:ザック・スナイダー / マイケル・B・ゴードン / カート・ジョンスタッド
出演:ジェラルド・バトラー / レナ・ヘディ / デヴィッド・ウェンハム / ドミニク・ウェスト / ミヒャエル・ファスベンダー / ヴィンセント・リーガン / トム・ウィズダム / アンドリュー・プレヴィン

それがどんな気分の時なのかはわからんけど、自分たちの意志を突き通す確固たるポリシー、情けはかけずに容赦なく殺す、みたいな男臭さを感じたいときにはなかなかイイんじゃないでしょうか。

もっとこうスパルタンがむちゃくちゃ強くて、戦略立ててどんな攻撃してもまったく歯が立たなくて、えぇー!そんな技までー!!みたいなのがどーせだったら見たかったけど、戦闘は敵がアジアのなんたらだったり、落とされて終わりの巨大ゾウだったり、巨大怪力ゴブリンみたいのだったりで、基本肉弾戦のみ。生首がポンポン宙を舞います。

原作がシン・シティのフランク・ミラーだから、要所要所でそれが垣間見えた。エンドロールとか特に。内容はおいといて、映像としては実写ともアニメとも言えない中間くらいのもので、スゴい好みです。シン・シティにさらに磨きがかかった感じで。

17歳のカルテ / Girl, Interrupted

17歳のカルテ4

1999年 / アメリカ
監督:ジェームズ・マンゴールド
脚本:ジェームズ・マンゴールド / リサ・ルーマー / アンナ・ハミルトン・フェラン
出演:ウィノナ・ライダー / アンジェリーナ・ジョリー / クレア・デュバル / ブリタニー・マーフィ / エリザベス・モス / ウーピー・ゴールドバーグ / ジャレッド・レト / ジェフリー・タンバー / バネッサ・レッドグレイブ / アンジェラ・ベティス / トラビス・ファイン

この映画で一番すげーと思うのは、あのタクシーの運ちゃんだ。いい映画です。
アンジェリーナ・ジョリーのリサはハマりすぎ。演技すごい。ウィノナかわいい。
邦題の17歳ってなんで?だ、誰が・・・?