やってきましたマドリードダービー。ベルナベウではチャンピオンズでリバプールに屈したものの、リーガでは10連勝中で、ぐいぐい首位バルサを追走するレアル・マドリーに対し、調子が良いんだか悪いんだかわかんないまま迎えた前節のバルサ戦では4-3と撃ち合いを制して波に乗れるか、絶好調フォルランとクン・アグエロが敵陣に襲いかかるアトレティコ・マドリー。
レアル・マドリーはマケレレ以降、ピボーテの補強に100億円以上かかってもしっくりくる選手がいなかったが、今回の冬の移籍でラサナ・ディアラを獲得して、だいぶ中盤に安定感が増した。このダービーでももちろんそのラスとガゴのドブレ・ピボーテで来るんだろうと予想されていたが、ガゴと組ませたのはグティで、ラサは右サイドバック。フタを開けてみればファンデ・ラモスの作戦大失敗。1枚前に配置したマルセロとロッベンはレオ・フランコを何回か脅かしたが、それよりもなによりもセンターに広大なスペースが生まれ、カウンターで3〜4点くらい失ってもおかしくはなかった。アトレティコ・マドリーはそのウィークポイントをうまくつっついてはいたが、クンが大ブレーキでカシジャスの壁を崩せず鮮やかカウンターでフォルランの1点のみ。このダービーは勝ちたかっただろうなぁーアトレティコは。
Real Madrid 1-1 Atletico Madrid
- カシジャス、エインセ（56' ミチェル・サルガド)、ファビオ･カンナバーロ、セルヒオ・ラモス、ラサナ･ディアッラ、マルセロ、ガゴ、グティ(56' イグアイン)、ラウール（84' ファン・デル・ファールト）、ロッベン、フンテラール
- レオ・フランコ、パブロ・イバニェス、ウイファルシ、ハイティンハ(80' ルイス・ペレア)、アントニオ・ロペス、イグナシオ・カマーチョ(68' マニシェ)、パウロ・アスンソン、マキシ・ロドリゲス(60' シナマ・ポンゴル)、シモン、アグエロ、フォルラン
- 得点者
- 38' フォルラン(AM)、57' フンテラール(RM)
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