約5年ぶりのメジャーアップデートとなったMac専用高機能Web開発用エディタ『Coda 2』と、iPad用に最適化された『Diet Coda』が5月24日に発売となりました。
Panicプロダクトファン、Coda愛用者としては、もちろん半額だった期間にどちらも真っ先にGETしたわけなんですが、数日使ってみた上での簡単な備忘録を。
Coda 2
Icon
Codaとのアイコン比較。乗ってる水滴の数は変わってませんが、Coda 2の方が葉脈がくっきり出てますね。
Coda 2はAppleアイコンイメージとして、1024*1024、512*512、256*256、128*128、32*32、16*16という感じで、6種類の大きさを含む約1.4MBのicnsが設定されています。
Panic Sans.dfont
ちなみにデフォルトでバンドルされている『Panic Sans』という美しいPanicのオリジナルフォントは、『Panic Sans.dfont』として抽出することができるので、インストールして他のアプリ等でも使うことができます。
アプリケーションフォルダ上のCoda 2アイコンを右クリック⇒パッケージの内容を表示させて辿る。
Contents ›› Resources ›› Panic Sans.dfont
もしくは、Finder ›› 移動 ›› フォルダへ移動 から以下を入力。
/Applications/Coda 2.app/Contents/Resources/Panic Sans.dfont
ボクの場合は『Panic Sans』も好きなんですが、欧文フォントゆえ、もちろん日本語には対応してないので、そことの兼ね合いも考慮してプログラミング用フォントの『Ricty』を設定しています。
Plugin
Codaでの作業効率をさらに高めるプラグインは、ひとまず定番の『Zen-coding for Coda』と『WordPress Syntax mode』をインストールしました。
ただ、WordPress Syntax modeについては、Coda 2にはまだ対応していないようなので、sacnohaさんのこちら記事でも紹介されていますが、『Fix WordPress Syntax Mode for Coda 2』を入れて問題なく動作しています。
- Zen-coding for Coda
- Coda WordPress Mode
- Fix WordPress Syntax Mode for Coda 2
- Coda 2を買ったのでZen-CodingとWordPress Syntax modeを入れてみた
Coda 2 (¥6500) / Panic, Inc.
とは言え、本領発揮となりバリバリ使い始めるのはやっぱり日本語版へのアップデート後でしょうか。もうまもなくとのことですが。ボクの環境ではまだ1度もありませんが、落ちまくるという声もちらほら聞きます。
サイドバーから各機能へのアプローチ(クリップも統合されちゃったけど...)、より美しくなったUIなどは十分感じとれます。MySQLエディタやGitの管理に対応した点も大きなポイントですね。リリースした24日のみ半額(25日も続いてたけど)で、¥8,500のところが現在は期間限定価格で¥6,500となってます。
Coda 2については、Stocker.jpさんのこちらのレビュー記事がとても参考になると思うので、半額の期間は逃しちゃったけど、買おうか迷ってる方は読んでみてはいかがでしょうか。
Diet Coda
Diet Coda (¥1700) / Panic, Inc.
iPadに最適化されたプチCoda。サーバ上のファイルを直接編集する格好です。
ローカルではなく、ネット環境の有無に大きく左右されるのがウイークポイントになってるかわかりませんが、Coda 2との連携は今後も踏まえて楽しみな要素の1つですかね。
AirPreview
Diet Codaを起動した状態で、Coda 2のAirPreviewをクリックするとそのiPadでプレビューを確認できます。まだまだ改善の余地はあるんじゃないかと思いますが、簡単に使えるのでMBPやMBAで画面が狭い環境では作業はCoda 2、プレビューはDiet Codaといった具合で分けることもできますね。
Can I work on my site offline?
via: Diet Coda
Not currently. Diet Coda's focus is editing files on your staging server; if you want to build a whole new website while you're there, that's also cool.
という感じで、すべてのユーザーがiCloudを利用してサイトを同期できるような仕様へのアップデートに前向きの姿勢なので、期待は自然と高まります。
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