『ハングオーバー!』シリーズ3作目となる「おバカ、もうしません」の完結編『ハングオーバー!!! 最後の反省会』をワーナー・マイカル・シネマズ新百合ヶ丘で鑑賞してきました。
狼軍団の“最後のパーティ”を見逃すな!
今回はアクション、コメディ、クライム、ロード・トリップ、ミステリーとあらゆる要素が満載だよ。そして、前2作に出てきた些細なエピソードがクローズアップされる。そうしたエピソードをつなげていくと、すべて1本の線でつながるんだ。
via: トッド・フィリップス
バチェラーパーティで“ハングオーバー”(二日酔い)した状態で記憶を失ったところから始まる前2作とは異なり、今回はイカれちゃってるアランを施設に入れるべく進む道中で襲撃され、ダグを人質に取られて助けたかったらミスター・チャウを探して来い!という、過去にやらかしたツケを払わされるかのような冒険活劇。
まぁその前にもアランが“だって欲しかったんだもん”と言って買ってきたキリンのくだりで度肝を抜かれちゃったりもするんですけどね。
ともあれ前2作を楽しめた人なら、いい気分で映画館を後にすること間違いないと思われます。プログラムには玉袋筋太郎氏のインタビューが載ってて、「酒で言ったら『チャンポン』だね。3軒目の店でめちゃくちゃ酔がまわった。」って言ってるんですが、さすがうまいこと言いますね、ホントそんな感じでした。
「それぞれのキャラクターに結論を与えたかったんだ。ラスベガスからすべてが始まったんだから、ラスベガスに戻ったんだ。」とトッド・フィリップスは話しているけど、それも十分に頷ける内容でした。いつの日かまたラスベガスを舞台にした彼の作品を観てみたい!と心底思うくらいの演出。
シーザース・パレスのスイートでそりゃあもうキマりまくっているチャウの部屋に忍び込むべく、フィルとアランの掛け合いは大きな山場ですかね。ベガスの夜空を漂い、ベラージオの噴水を真上から拝めるなんて、なんてステキなんだよチャウめ。
正直ここまでスカッとする気持ちのイイ3部作の映画にはそう出会えないよっ!ステュ最高!アラン最高!チャウ最高!!二日酔いありがとう!!
最後の反省会してきます。 @ ワーナー・マイカル・シネマズ 新百合ヶ丘 http://t.co/52b6OZ5BwN
— takasyi | roughtab (@takasyi) June 30, 2013
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