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Webディレクター/デザイナーtakasyiのシネマアーカイブ。単純に観た映画を覚えとく手段のひとつになるメモ書き程度のテキスト。休みの前の日に、夜中遅くまで映画観るのとかたまらんですよね。

クローバーフィールド - HAKAISHA / CLOVERFIELD

CLOVERFIELD

4

2008年 / アメリカ
監督:マット・リーヴス
脚本:ドリュー・ゴダード
出演:マイケル・スタール=デヴィッド / マイク・ヴォーゲル / オデット・ユーストマン / リジー・キャプラン / ジェシカ・ルーカス / T・J・ミラー

友人のパーティでカメラを回してたらそのまま何かにニューヨークが襲われたよ!え!?すぐ近くじゃねーかよ!なんだありゃ!ってんで爆撃の中を逃げまどう。この趣向好きです。実際鳥肌立ちまくりだった。

終始家庭用ビデオカメラで撮影した映像(重ね撮りしてるってのがまたうまい)だけなので、ブレるは揺れるはピンぼけるはで酔う人は酔うと思うが、そんな素人撮影という設定で何の説明もなく進んでいく中でも、実は被写体の背景に写り込んでるもので情報が得れるし、何よりも現場の恐ろしさが肌で感じるし、押さえてるところは押さえてる。酔いそうになりながらも映像全体を見て情報を得なきゃいけないから大変さ!ブルックリンブリッジんところは迫力満点だった。

もちろん映像自体も技術の高さが伺えるくらいCGと実写の境目はまったくわからないほどよく出来てるし、ホントにあんな状況で自由の女神の頭が吹っ飛んで道端に転がってきても、冷静に写真とかパシャパシャ撮ってちゃうんだろうなとか、現代ならではだなと思う描写も多いです。その何かってのはクジラが突然変異したようなイメージの凶暴なでっかいモンスターで、ミニモンスターも次々とケツから生み出すとんでもないヤローです。強いて言うならヤツのアップは見たくなかったかなぁ。タッドの空気の読めなさに笑えた。

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カ行

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