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Webディレクター/デザイナーtakasyiのシネマアーカイブ。単純に観た映画を覚えとく手段のひとつになるメモ書き程度のテキスト。休みの前の日に、夜中遅くまで映画観るのとかたまらんですよね。

ウォーリー / WALL-E

WALL-E4

2008年 / アメリカ
監督:アンドリュー・スタントン
脚本:アンドリュー・スタントン / ジム・リアドン
声の出演:ベン・バート / エリッサ・ナイト / ジェフ・ガーリン / フレッド・ウィラード / ジョン・ラッツェンバーガー / キャシー・ナジミー / シガーニー・ウィーヴァー

見事ですねPIXAR。単純に「ウォーリーかわいい」だけじゃ済まないエンターテイメント性たっぷりな作品となってました。誰もがすぐ見て取れる消費社会やゴミ問題からくる環境破壊などのテーマをたっぷり盛り込みながら、過去の作品へのオマージュやパロディ(マトリックスとか2001年宇宙の旅とか)も登場してきて、主人公のウォーリーがあのビジュアルと音声ときたら老若男女が興奮しっぱなしなんじゃないでしょうか。

特に前半で700年間ひとりぼっちで働き続けるウォーリーの日々の行動を淡々と、かつほぼサイレントの状態で流すシーンは圧巻でした。グッと引き寄せられたあの冒頭の数十分ですでにお腹いっぱいになりかけました。

汚れているものを見つけるとキレイになるまで執拗に追いかけるM-O(モー)が、今まで自分の軌道は外れたことないのに殻を破って自ら軌道を飛び出しちゃうシーンは、ウォーリーの周辺には気付けば幸せが舞い降りるというエンディングにかけての重要なシーンかなと思って印象的。

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ア行

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