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Webディレクター/デザイナーtakasyiのウェブログ。日々の出来事や関心ごと・映画・写真・フットボール・Mac・Webデザインなどを中心に日本の片隅から細々と絶賛配信中。

ティム・バートン『アリス・イン・ワンダーランド』鑑賞

ALICE IN WONDERLAND

『アリス・イン・ワンダーランド』は「公開日に観に行く!」くらいに息巻いてたものの、IMAXは外せないどーのこーのやってたら6月になっちゃってましたが、やっとこさ先週の土曜日に109シネマズ川崎にて鑑賞。

ワンダーランド=アンダーランド

「小さな女の子が奇妙なキャラクターの言いなりになって彷徨い歩くだけのストーリーにはあまり魅力を感じない」とティム・バートンが言い放ち、「原作のアイデアを使って、根底にあるスピリットを描くこと」に狙いを定め、「不思議の国のアリス」と「鏡の国のアリス」からエピソードやキャラクターなどのエッセンスを引き出し、丸っとそのままティムのポップかつ毒々しい世界観をぶち当てた。

そんな彼のセンスが炸裂しつつ、キーとなってくるのは“19歳のアリス”、“アリスの心の成長”、“赤の女王と白の女王の対立構造”などが挙げられるが、ワンダーランドで繰り広げられる冒険活劇はストーリーも複雑化はさせずにいたってシンプル。「でもここの面白いところは、あらゆるところがほんのちょっとだけズレているところにある」とティムも語るように、アリスがワンダーランドで子供と大人の境目をもがいてる一方で、観客もいわば“不思議な世界”に招待されるかのよう。

IMAXシアターで3D鑑賞だったわけですが、衣装デザインのマジックにかかるだけでもお腹いっぱいになっちゃう人も多いんじゃないでしょうか。特に身体が小さくなったり大きくなったりするアリスの衣装は必見と思います。白の女王演じたアン・ハサウェイも文字通り真っ白でキレイでした。

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Movie

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