こんにちは。
新春に青春について考える。青い春と書いて青春。古代中国の五行思想では春は青、だから青春ですね。夏は朱で朱夏。秋は白で白秋。そして冬は玄で玄冬です。
芥川龍之介が傾倒したフランスの詩人がいます。アナトール・フランス。彼はこう言いました。「もし私が神だったら、私は青春を人生の終わりに置いただろう。」どうですか?みなさんは共感しますか?
そうかと思うと、イギリスのサマセット・モーム。「青春が楽しいというのは、青春を失った人たちの迷想である」と言いました。う〜ん、「AKBは青春のすべてでした」って言ったアイドルもいましたね。吉田拓郎さんは「青春とはいったいなんだろう。その答えは人それぞれ違うだろう」というふうに言いました。
さて、青春とはあとからほのぼの想うものなのか、太陽がくれた季節なのか、長い坂を登るようなものなのでしょうか。それぞれにそれぞれの青春があります。どの土地でどういうふうに過ごしていくか。生涯青春なんて元気な方もいますね。青春は心の中にある季節。今年も元気にいきましょう。
今日はスペインでそれぞれの青春を謳歌している2人の元気な日本人をご紹介します。インタビュアーはおなじみの小澤一郎さんです。
では今年も金曜Foot!よろしくお願いします。
2013.01.04 [Fri] 放送
comments