こんにちは。
明日の天気は心配ですが、1年のうちで一番心がうきうきする季節と申しますと、やはり春でございましょうなぁ。春は花なぞと申しまして、佃育ちの白魚でさえも、花に浮かれて隅田川。花見どきは、まことに陽気なものでございます。「おう、みんな揃ったかい?」てな感じでですね、長屋の花見という江戸落語が始まるわけであります。
八代将軍吉宗は桜の名所を次々と誕生させたそうであります。そんなんで、その頃の江戸っ子は男どももですね、着物を誂えて着飾って花見に出かけたそうであります。貧乏なんか笑い飛ばして朗らかに生きる長屋の住人。いいですねぇ。与太郎に熊さんに八つぁん、そしれ忘れちゃいけないご隠居さん。なんでも知ってる物知りの大家さんご隠居さんがいないと長屋ってのはどうにも締まりません。
今日はうちのプレミアリーグのご隠居さん、粕谷秀樹さんがゲストです。落語の中にはいろいろな下げ、落とし方、落ちがあります。中にはフットボールにも当てはまりそうなのもあるわけであります。例えば逆さ落ち、物事や立場が入れ替わるもの、つまり逆転ものですね。例えばこれは昨シーズンのプレミアの最終節、行ったり来たりってことに当てはまる気がしますね。他には途端落ち、最後のプレーで結末が決定する、最後の一言でっていうことですね落語的に言うとね。ぶっつけ落ち、審判のジャッジとか意味の取り違いが落ちになるということで、これはあまりよろしくない。間抜け落ち、これはオウンゴールとか間の抜けたことが落ちになる。これはもっといけませんね。まぁどう転んでもプレミアリーグは5月20日までです。さてどう下げますか。物知りな大家さんにこのあと伺います。
Foot!前口上でございました。お後がよろしいようで。
2013.04.05 [Fri] 放送
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