cinema | roughtab

Webディレクター/デザイナーtakasyiのシネマアーカイブ。単純に観た映画を覚えとく手段のひとつになるメモ書き程度のテキスト。休みの前の日に、夜中遅くまで映画観るのとかたまらんですよね。

おと・な・り

おと・な・り4

2009年 / 日本
監督:熊澤尚人
脚本:まなべゆきこ
出演:岡田准一 / 麻生久美子 / 谷村美月 / 岡田義徳 / 池内博之 / 市川実日子 / 郭智博 / 清水優 / とよた真帆 / 平田満 / 森本レオ

なんか...、良い話だなぁ。こんなおとなりさんストーリーがあったらたまんない。

映像に柔らかさや安定感があって、その演出にどの出演者もきちんと溶け込めてる感じが心地良かったです。写真のみの登場で終盤出てきた池内博之なんかは特に良かったんじゃないでしょうか。もう2人がどんあ風に出会うんだろうかってドキドキした。

普段は意識してないんだけど、なくなるとなんとなく寂しくなる音。麻生久美子は花屋さんがめっちゃ似合う。あのくしゃみ好き。dococa。基調音。

ヱヴァンゲリヲン新劇場版:破 / EVANGELION:2.0 YOU CAN (NOT) ADVANCE.

CHANGELING4

2009年 / 日本
総監督:庵野秀明
監督:摩砂雪
脚本:庵野秀明
声の出演:緒方恵美 / 林原めぐみ / 宮村優子 / 坂本真綾 / 三石琴乃 / 山口由里子 / 山寺宏一 / 石田彰 / 立木文彦

この『破』は人と人との繋がり、愛情たっぷりの内容となってます。今までのシンジ、レイ、アスカといったキャラ、もしくはイメージしている各キャラ、新キャラクター・マリをひっくるめての怒濤の展開には“愛”を感じずにはいられなかった。見終わった直後、心の中では「ありがとう」と呟いてた気がしました(TVシリーズのラストとかは関係なく)。

その“愛情”を多分に含め、108分を通してスクリーンから溢れ出るパワーであったり、「惣流」ではなく「式波」であるアスカであったり、シンジとゲンドウを近づかせようと試みるレイであったり、零号機を食いちぎり頭部を吐き出す使徒であったり、初号機とレイとが融合して始まるサード・インパクトであったり、すべての要素をくみ取っての「ありがとう」だったんだと思う。

インクレディブル・ハルク / THE INCREDIBLE HULK

THE INCREDIBLE HULK3

2008年 / アメリカ
監督:ルイ・レテリエ
脚本:ジャック・カービー / スタン・リー
出演:エドワード・ノートン / リヴ・タイラー / ティム・ロス / ティム・ブレイク・ネルソン / タイ・バーレル / ウィリアム・ハート / ロバート・ダウニー・Jr

「ハルク・スマッシュー!!」っていつの間にっ!?思わず吹き出しちゃいましたが、ハルクがパトカーを真っ二つにして手にはめて闘ってるとき、ファンファンサイレンが鳴ってるのがなんかわかいかった。冒頭のブラジルのくだりがやけに鮮明に印象に残ったなぁ...。

アイアンマン / IRON MAN

IRON MAN4

2008年 / アメリカ
監督:ジョン・ファヴロー
脚本:マーク・ファーガス / ホーク・オストビー / アート・マーカム / マット・ハロウェイ
出演:ロバート・ダウニー・Jr / ジェフ・ブリッジス / テレンス・ハワード / グウィネス・パルトロー / ショーン・トーブ / レスリー・ビブ / ファラン・タヒール / サイード・バッドレヤ

このへんまで来るとガジェットっぷりがたまんないところだなー。最初のがプロトタイプで、きちんとしたのを造るっていうのがまた興味をそそられる。そしてあのトニー・スタークの立ち居振る舞いはなんなんでしょうか。「使えない」って言われ続けてきたロボットに涙です。あいつがなかったらトニーもいない。ペッパーことグウィネス・パルトロウも良かったです。かわいかったです。

おくりびと

おくりびと4

2008年 / 日本
監督:滝田洋二郎
脚本:小山薫堂
出演:本木雅弘 / 広末涼子 / 山崎努 / 余貴美子 / 吉行和子 / 笹野高史 / 杉本哲太 / 峰岸徹 / 山田辰夫 / 橘ユキコ

『死は門なんです。』という物語の終盤で笹野高史演じる火葬場の職員が語ったセリフを筆頭に、NKエージェント社長(山崎努)が白子を頬張りながらしゃべった『死ぬ気になれなきゃ食うしかない。食うんだったら旨い方がいい。』とか『旨いんだな、困ったことに。』とかっていうセリフの数々は、心情描写としてまさに「死」という現実を直視して描いてる裏付けだと思ったし、そういう意味ではビジュアル面での「納棺士」との表現バランスが良くて、伝わることが多かった。