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Webディレクター/デザイナーtakasyiのシネマアーカイブ。単純に観た映画を覚えとく手段のひとつになるメモ書き程度のテキスト。休みの前の日に、夜中遅くまで映画観るのとかたまらんですよね。

街のあかり / LAITAKAUPUNGIN VALOT

LAITAKAUPUNGIN VALOT

4

2006年 / フィンランド=ドイツ=フランス
監督:アキ・カウリスマキ
脚本:アキ・カウリスマキ
出演:ヤンネ・フーティアイネン / マリア・ヤンヴェンヘルミ / マリア・ヘイスカネン / イルッカ・コイヴラ / カティ・オウティネン

孤独すぎて何をやってもことごとく失敗する男を見事に描いてます。スゴイなー。あんだけ体中から人を寄せ付けない孤独オーラが出てる人は初めて見た気がする。それでもあのソーセージ屋のおばちゃんがちょっとその孤独感に割って入ってきたりするんで、そこの絡みも面白いです。そしてそのどーしよもなく孤独な主人公コイスティネンが1回だけ笑うシーンがあるんだけども、「そうかぁ...」って部分ですね。9割が敗北と孤独で1割が希望...?1割もあるかなどーかな。

カウリスマキ映画で共通して感じるのはタバコ、コーヒー、部屋がなんかステキだったり、お湯沸かしたり料理作ったりといった日常の行動から独特の空気が伝わってくる部分。むちゃくちゃコーヒー飲みたくなるし、タバコ吸いたくなるし、ソーセージ食いたくなる。

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マ行

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