cinema | roughtab

Webディレクター/デザイナーtakasyiのシネマアーカイブ。単純に観た映画を覚えとく手段のひとつになるメモ書き程度のテキスト。休みの前の日に、夜中遅くまで映画観るのとかたまらんですよね。

クラッシュ / CRASH

CRASH

4

2004年 / アメリカ
監督:ポール・ハギス
脚本:ポール・ハギス / ボビー・モレスコ
出演:サンドラ・ブロック / ドン・チードル / マット・ディロン / ジェニファー・エスポジート / ウィリアム・フィクトナー / ブレンダン・フレイザー / テレンス・ハワード / クリス・"リュダクリス"・ブリッジス / タンディ・ニュートン / ライアン・フィリップ

人種差別問題の根の深さと、人間の複雑さ・難しさをまざまざと見せてくれる映画。いくつかのエピソードが重なったり交差したりするんでボケーっとは観てらんないス。それ以上に人種差別問題が強烈にドカンと映画を形成しているだけに、ちょっと感情移入が難しいかもしれないけども、構成がそのへんを忘れさせてくれてる感じもあるかなぁ。

「妖精透明マント」の話はなんかイイですね。びっくりして息が止まる勢いだったけど、赤い箱ので良かったなぁー。あの娘さんはいいのを選んだね。

かもめ食堂 / ROUKALA LOKKI

かもめ食堂

4

2005年 / 日本
監督:荻上直子
脚本:荻上直子
出演:小林聡美 / 片桐はいり / もたいまさこ / ヤルッコ・ニエミ / タリア・マルクス / マルック・ペルトラ

ゆっくりとやさしい時間が流れていくような雰囲気を体感できる映画。そしてむちゃくちゃゴハン食べたくなります。いい映画だなぁ〜。

やっぱり明日世界終わるならおいしいもん食べたいよね!おいしいもん食べてるときは幸せの何ものでもないもんね!あぁ...かもめ食堂の全メニュー食べ尽くしたい!

フィンランド素敵です。フィンランド好きにはたまらんもんがあるんじゃないでしょうか。手違いで荷物届かなかったりすんの?

フィンランド人だろうが、日本人だろうが、何人だろうがやっぱり事情のある人生送ってたりして、それぞれのエピソードでちょこっと見えてきたりもするけど、そこまで深入りしない具合に3人の感じがふわっと重なり合ってくる。演技も素晴らしいんじゃないでしょうか。小林聡美のいらっしゃいはかなりイイです。マリメッコ。コピ・ルアック。

過去のない男 / MIES VAILLA MENNEISYYTTA

過去のない男

4

2002年 / フィンランド=ドイツ=フランス
監督:アキ・カウリスマキ
脚本:アキ・カウリスマキ
出演:マルック・ペルトラ / カティ・オウティネン / アンニッキ・タハティ / ユハニ・ニユミラ / カイヤ・パリカネン / サカリ・クオスマネン

どこかへやってきたかと思いきや、いきなり強盗に襲われ死亡。かと思いきや、病院でむくっと起き上がり折れた鼻をグリッって治して今度は川辺でぶっ倒れてる。独特な世界と雰囲気の描写だなぁー。すごくのめり込める。

ハンニバルはメスかいw!ニヤリとしちゃう笑いもあり、台詞も少なくてどれも意味深で良いです。フィンランドのホームレスをテーマにしつつ、記憶喪失って設定から孤独を見事に前向きに表現してるなぁーと。なんでもアキ・カウリスマキは寿司好きだそうです。鼻の分だけおれの影が短くなるだけだ。巻きタバコうまそう。あとスープも美味そう。

キャスト・アウェイ / CAST AWAY

CAST AWAY

3

2000年 / アメリカ
監督:ロバート・ゼメキス
脚本:ウィリアム・ブロイルズ・Jr
出演:トム・ハンクス / ヘレン・ハント / クリストファー・ノース / ニック・サーシー

トム・ハンクスの役作りにはビックリだったなぁ。25kg減量て...。無人島には行きたくない。

ギルバート・グレイプ / What's Eating Gilbert Grape

What's Eating Gilbert Grape

5

1993年 / アメリカ
監督:ラッセ・ハルストレム
脚本:ピーター・ヘッジス
出演:ジョニー・デップ / レオナルド・ディカプリオ / ジュリエット・ルイス / メアリー・スティーンバーゲン

アメリアの田舎町で暮らすグレイプ一家のヒューマンストーリー。
知的障害者役を演じるディカプリオはタイタニックなんかより全然いいです。グレイプ一家を支える兄貴を演じたジョニー・デップもかなりよかったですね。
映画観終わったあと、けっこう自分の中で考え方変わったかも。人生いろいろみたいな。何かにぶち当たってバイオリズム下降気味なときになんかは、観るようにしてる一本。
元気になったー!っていうことではなく、ひとつのあり方として。