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Webディレクター/デザイナーtakasyiのシネマアーカイブ。単純に観た映画を覚えとく手段のひとつになるメモ書き程度のテキスト。休みの前の日に、夜中遅くまで映画観るのとかたまらんですよね。

劔岳 点の記

劔岳 点の記4

2009年 / 日本
監督:木村大作
脚本:木村大作 / 菊池淳夫 / 宮村敏正
出演:浅野忠信 / 香川照之 / 松田龍平 / モロ師岡 / 螢雪次朗 / 仁科貴 / 蟹江一平 / 仲村トオル / 小市慢太郎 / 安藤彰則 / 橋本一郎 / 本田大輔 / 宮崎あおい / 小澤征悦

全編を通して圧巻だったのは、CGを使わず空撮もなしで大自然と真っ向から向き合って撮影された、美しくもあり、恐怖すら感じる迫力たっぷりな映像。

木村監督が陸地測量部の芝崎芳太郎を演じた浅野忠信、測量隊の案内人を演じた香川照之に「役のことはもうどうでもいい。浅野忠信、香川照之自身でいいじゃないですか。もうあなた方は同じ体験をしているんだから。いちいち説明する必要もないだろうし、思ったことをやってくれればいいんです。」と話したり、香川照之が「木村監督の演出は本物の状況へ俳優を立たせ、そこに嘘を加えない。」とコメントするように、妥協せずに高いモチベーションで作り込まれた想いがひしひしと伝わってくると同時に、観てる側もまるで山に登ってるかのように感じるダイナミックな映像に釘付けでした。

トランスフォーマー リベンジ / TRANSFORMERS: REVENGE OF THE FALLEN

TRANSFORMERS: REVENGE OF THE FALLEN4

2009年 / アメリカ
監督:マイケル・ベイ
脚本:アーレン・クルーガー / ロベルト・オーチー / アレックス・カーツマン
出演:シャイア・ラブーフ / ミーガン・フォックス / ジョシュ・デュアメル / タイリース・ギブソン / ジョン・タトゥーロ / レイン・ウィルソン / イザベル・ルーカス / アメリカ・オリーヴォ / マシュー・マースデン

巨大化・小型化含めロボットの数が増えた分、相互作用がむちゃくちゃ複雑化してるのにも関わらず、目につくような違和感をまったく感じさせない完成度。「バリエーション豊かなロボットたちが闘っている」っていう設定ですら膨大なレイヤーだろうに、プラスして「トランスフォーム」が常にあるわけだから、そのこだわりようには頭が下がるばっかり。ストーリーが単純なものなだけに、いかにこのビジュアル・エフェクトや地球を半周しながら繰り広げられる戦闘のロケーションに力を入れてるのかがわかります。4000年の歴史あるピラミッドの頂上であんなことやこんなこともさせちゃうわけです。

デス・レース / DEATH RACE

DEATH RACE3

2008年 / アメリカ
監督:ポール・W・S・アンダーソン
脚本:ポール・W・S・アンダーソン
出演:ジェイソン・ステイサム / タイリース・ギブソン / イアン・マクシェーン / ナタリー・マルティネス / ジョーン・アレン / マックス・ライアン / デヴィッド・キャラダイン

生死を賭けた現実の極悪凶悪マリオカートがあるならこんな感じなんでしょうか。

地球が静止する日 / THE DAY THE EARTH STOOD STILL

THE DAY THE EARTH STOOD STILL

2

2008年 / アメリカ
監督:スコット・デリクソン
脚本:デヴィッド・スカルパ
出演:キアヌ・リーヴス / ジェニファー・コネリー / ジェイデン・スミス / キャシー・ベイツ / ジョン・ハム / ジョン・クリーズ / カイル・チャンドラー

人類のおかげで地球は滅びちゃうから微生物とか動物とかだけ避難させて、人類を滅ぼし地球を守るよ!ってお話。ウソだろ?ウソだろ?と思いながら、出ちゃったよー!そこまで変わっちゃうかー!クラトゥよ...!

トウキョウソナタ

トウキョウソナタ

4

2008年 / 日本=オランダ=香港
監督:黒沢清
脚本:マックス・マニックス / 黒沢清 / 田中幸子
出演:香川照之 / 小泉今日子 / 小柳友 / 井之脇海 / 井川遥 / 津田寛治 / 児嶋一哉 / 役所広司

現代が抱える問題をテーマに「なんでこんなことになってしまったんだろう。やり直したい。」という、だんだんと不協和音を奏で始める家族を独特の緊張感で映像化。香川照之のパワーは去ることながら、キョンキョンいいなー。役所広司が出てきたあたりからちょっと首をかしげるような雰囲気にもなったけども。最後、次男のピアノ、ヤバかったです。井川遥にピアノ教わりたい。