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Webディレクター/デザイナーtakasyiのシネマアーカイブ。単純に観た映画を覚えとく手段のひとつになるメモ書き程度のテキスト。休みの前の日に、夜中遅くまで映画観るのとかたまらんですよね。

サマーウォーズ / SUMMER WARS

サマーウォーズ4

2009年 / 日本
監督:細田守
脚本:奥寺佐渡子
声の出演:神木隆之介 / 桜庭ななみ / 谷村美月 / 斎藤歩 / 横川貴大 / 信澤三恵子 / 谷川清美 / 桐本琢也 / 佐々木睦 / 玉川紗己子

インターネットやバーチャル、プログラミングなどといった、ある意味ギークな面も出てきたりしたかと思えば、「ちゃんとゴハンは食べてるのかい?」的なあったかい家族愛を感じる面もある。そのバランスがほどよく取れてて身を委ねれたとでもいうのか、終始安定感を感じました。

例えばネットとかアカウントとかアバターって何?とかサーバーは冷やさないといけないとかっていうリテラシーがいっさいない高齢の人でも「家族」というテーマで充分楽しめる。おばあちゃんの手紙でグッと引き寄せられる。その逆もまた然りで、アニメとはいえすごく幅広い層に向けて繊細に作られてる夏休み映画であり、ゴハンを食べたくなる映画。

ウルヴァリン: X-MEN ZERO / X-MEN ORIGINS: WOLVERINE

X-MEN ORIGINS: WOLVERINE

3

2009年 / アメリカ
監督:ギャヴィン・フッド
脚本:デヴィッド・ベニオフ / スキップ・ウッズ
出演:ヒュー・ジャックマン / リーヴ・シュレイバー / リン・コリンズ / ダニー・ヒューストン / テイラー・キッチュ / ライアン・レイノルズ / ウィル・アイ・アム / ダニエル・ヘニー / ドミニク・モナハン / ケヴィン・デュランド

X-MENのスピンオフ映画。少年時代。ローガンの爪の秘密。兄ビクターとの関係。恵まれし子供たちの学園の誕生とプロフェッサーとの出会いなどなど、“ビギンズ”の企画としては良かったんじゃないかと思います。

映画においては納得のいかないことや理不尽なことは多々あることだけど、洗面所真っ二つにしちゃったのに親切で優しくしてくれた老夫婦の最期には言葉が出なかったなぁ。

月の話。口を閉じたらそれはそれはむちゃくちゃ強くなりました。

アバター / AVATAR

AVATAR

5

2009年 / アメリカ
監督:ジェームズ・キャメロン
脚本:ジェームズ・キャメロン
出演:サム・ワーシントン / ゾーイ・サルダナ / シガーニー・ウィーヴァー / スティーヴン・ラング / ミシェル・ロドリゲス / ジョヴァンニ・リビシ / ジョエル・デヴィッド・ムーア / CCH・パウンダー / ウェス・ステューディ / ラズ・アロンソ

未知のクリーチャーや美しい植物や生物、近未来のテクノロジーなど、幻想美と生命力に満ち溢れた惑星パンドラが舞台となるんですが、AVATARはここに尽きると思います。もうホントにこの惑星が存在するとしか思えないくらい。どっからがCGでどっからが実写か、とかっていう次元じゃない。だってもうそこにいるんだから。みんなでパンドラに疑似宇宙旅行しちゃえばいいんだと思いますよ。

その意味でもIMAXデジタルシアター(巨大なフィルムサイズを採用した映写システム+立体音響)での鑑賞は大きいです。なんなんですかこのド迫力ったら。ポップコーンを握った手を口に運ぶところまで脳が追っつきません。

これまでも何回か“3D映画ブーム”はあったし、最近でも“3D”を売りにした作品も公開されてはいるが、このAVATARは「ジュラシック・パークの恐竜の衝撃」的な、いわゆる映画史に残る“事件”となってるのは明らか。監督自身も言うように、これが衣装やメイクなどと同様に組み込まれるようになるのが当たり前になってくる未来も近いのではないかと。製作もそうだけど、設備の充実の両面から見ても。

「映画好き」というのであれば、その転換点を肌で感じて目撃するべき作品と思います。そして可能な限り IMAXで。それが製作サイドの強く望むところだから。

THIS IS IT

THIS IS IT

5

2009年 / アメリカ
監督:ケニー・オルテガ
出演:マイケル・ジャクソン

最高のエンターテイメントでした。ありがとう、マイケル。

サブウェイ123 激突 / THE TAKING OF PELHAM 1 2 3

THE TAKING OF PELHAM 1 2 3

3

2009年 / アメリカ
監督:トニー・スコット
脚本:ブライアン・ヘルゲランド
出演:デンゼル・ワシントン / ジョン・トラボルタ / ジョン・タトゥーロ / ルイス・ガスマン / マイケル・リスポリ / ジェームズ・ガンドルフィーニ / ベンガ・アキナベ / ジョン・ベンジャミン・ヒッキー / ヴィクター・ゴイチャイ

ガーバーとライダー。悪役のトラボルタは生き生きしてるなぁ。デンゼル・ワシントンとのやりとりは緊張感&安定感があって楽しかったです。

その2人をより引き立ててた要因...というわけじゃないかもしれないけど、NY市警の仕事っぷりがお粗末。なぜ車でカネを運んだのか。あんな大事故まで起きちゃって...。走りながらクソをする犬の話。ネズミがきっかけで人が死んじゃいます。