ということで、楽しみにしてた早稲田松竹でのアキ・カウリスマキの豪華3本立てに行ってきました。
フィンランドの巨匠アキ・カウリスマキと言えば、敗北とホームレスをテーマにした過去のない男がすごく印象に残ってる1本で、去年はそれに続く街のあかりが公開されて観に行きたかったんだけども、結局行けずじまいであぁ...と思ってたところでこの3本立て！グッタイミン！
公開される映画でむちゃくちゃ楽しみなのは、コーエン兄弟の『ノーカントリー』。あの兄弟がまたやらかしちゃってくれたみたいで！
街のあかり / LAITAKAUPUNGIN VALOT
2006年 / 15:20〜
孤独すぎて何をやってもことごとく失敗する男を見事に描いてます。スゴイなー。あんだけ体中から人を寄せ付けない孤独オーラが出てる人は初めて見た気がする。
レニングラード・カウボーイズ・ゴー・アメリカ / LENINGRAD COWBOYS GO AMERICA
1989年 / 16:55〜
度肝を抜かされるくらい一貫してとんがったリーゼントでキメて(犬まで)、とんがった靴を履き演奏する民俗音楽バンドがアメリカへ向かうおとぼけムービー。
コントラクト・キラー / I HIRED A CONTRACT KILLER
1990年 / 18:30〜
どーせ死ぬんだから今まで飲んだことない酒とタバコに手を出したらあら大ハマりで、花屋のねーちゃんに恋もしちゃったから、自分殺しはキャ、キャンセルでー！！って。
カウリスマキ傑作選は15日(金)までですが、今日は立ち見含めて満席でした。この3本で1300円は満足過ぎです。早稲田松竹は良い映画館だなぁ。この先もウズくような特集が組まれるっぽいし、近いからもっと行きたいと思います。
その帰り、馬場のTSUTAYAでカウリスマキの他の作品を借りて帰ったら中身がアリス(ヤン・シュヴァンクマイエル)と、ファム・ファタール(ブライアン・デ・パルマ)だった...。えぇー、何この地味なオチっつうか嫌がらせは...。そりゃ貸出OKのシール貼ってあるケースちゃんと見なかったのは悪いけどさー！カウリスマキ作品にシュヴァンクマイエルとデ・パルマが入っちゃう過程が知りたいわ。
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