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Webディレクター/デザイナーtakasyiのシネマアーカイブ。単純に観た映画を覚えとく手段のひとつになるメモ書き程度のテキスト。休みの前の日に、夜中遅くまで映画観るのとかたまらんですよね。

ジョゼと虎と魚たち

ジョゼと虎と魚たち

3

2003年 / 日本
監督:犬童一心
脚本:渡辺あや
出演:妻夫木聡 / 池脇千鶴 / 新井浩文 / 上野樹里 / 江口徳子 / 新屋英子 / 藤沢大悟 / 陰山泰 / 真理アンヌ / SABU

ジョゼが初めて昼間に散歩したときの目に映る映像が印象的。

障害者かそうじゃないかは別にしてなんだか自分の恋愛と重なった部分もあるようなないようなで妙な気分で観てました。

ラヴシーンが多いのにちょっとびっくりしたけど、あの大学の友達の女のくだりはいるのか。妻夫木のキャラ設定っていう意味ではいるんだろうな。

ばあちゃん寝すぎ。でも怒ったら頑固。物語が急に進行してたり(いきなりあの彼女にジョゼが会いに行ったり)した感はなくないけど、それぞれの描写の仕方なんかはうまいなと思いました。

昭和歌謡大全集

昭和歌謡大全集

3

2002年 / 日本
監督:篠原哲雄
脚本:大森寿美男
出演:松田龍平 / 池内博之 / 斉藤陽一郎 / 村田充 / 近藤公園 / 安藤政信 / 樋口可南子 / 岸本加世子 / 森尾由美 / 細川ふみえ / 市川実和子

今までいくつもの殺人シーンを見てきたけど、安藤政信の死に方はけっこうインパクトランキングの上位に位置するかと思いますたぶん。

ブラックユーモアたっぷりでここまでおバカな、けども壮絶なバトルになってくるんだけど、次は何で復讐すんの!?みたいにわくわくした。あの埼玉と群馬の県境にある店にないものはないんじゃないか。

タイトル通りバックには昭和の歌謡曲。それらをもっと深く知ってるとなると楽しさは何倍にもなるんだろうなと。明日のためにその一。そんなに出てこないんだけど市川実和子の存在感は大。

死ぬまでにしたい10のこと / MY LIFE WITHOUT ME

MY LIFE WITHOUT ME

3

2003年 / カナダ=スペイン
監督:イザベル・コヘット
脚本:イザベル・コヘット
出演:サラ・ポーリー / スコット・スピードマン / デボラ・ハリー / マーク・ラファロ / レオノール・ワトリング / アマンダ・プラマー

タイトルからイメージする重さみたいなのはそこまでなくスムーズに観れた気がする。

真横で医者に宣告されて、キャンディもらって、死ぬまでにすること10つをリストにして...っていう感じ。

子供がめちゃくちゃかわいい。パッツィとペニーが。トレーラーライフも楽しそう。家具がまったくない部屋に住む男。キスしなかったら叫ぶわよって言われたい。

ってそんなふざけた感想は別にして、ってかここはふざけたことしか言ってないんだけど、いい映画だなと思いました。ラスト辺りの彼女の視界だろうシーンが印象的でした。

人生は、時々晴れ / ALL OR NOTHING

ALL OR NOTHING

4

2002年 / イギリス=フランス
監督:マイク・リー
脚本:マイク・リー
出演:ティモシー・スポール / レスリー・マンヴィル / アリソン・ガーランド / ジェームズ・コーデン / ルース・シーン / ヘレン・コーカー / ポール・ジェッソン

淡々とある家族とその周りを描いてます。みんなリアル過ぎだー。

タクシーの運転手やってる親父が無線機の代金集めるところとか...。あぁ...。事故ってキレてる親父の家庭やら、カップルの娘んとこの家庭やらがほどよく盛り立ててる感じがした。淡々だけど、病院に運ばれてからはなんだかあっという間だったかも。

面会2人までかよ!3人一緒でもいいじゃんよ!けどそれをちゃんと守ってるあたりが好きだったりします。あれだったらいつかきっとみんなでディズニーランドに行けるよ!ねっ!そんな風に思うようなラストだったと思います。

シティ・オブ・ゴッド / CIDADE DE DEUS

CIDADE DE DEUS

5

2002年 / ブラジル
監督:フェルナンド・メイレレス
脚本:ブラウリオ・マントヴァーニ
出演:アレクサンドル・ロドリゲス / レアンドロ・フィルミノ・ダ・オラ / セウ・ジョルジ / アリス・ブラガ / ダグラス・シルヴァ

ニワトリ追いかけろ!で始まる神の街。すごく面白い。

60年代のリオのスラム街で繰り広げられるギャング抗争の話。オレのシマで殺しはすんな。二分される神の街。あ、あんなちっちゃい子まで...。

音楽も構成もカメラワークも編集も全部良いよ!サントラ欲しい。あんな街にいながら自分の夢を追っかけるブスカペは相当ラッキーだなぁ...。多少キツイ描写もなきにしもあらずだったけど、うまい編集とかでボヤけてる感じ。にしてもリトル・ゼがパルプ・フィクションのサミュエルとかぶったなー。

さすがにカーニバルなリオなだけにテンポ良いね。オープニングとか。ってかエンドロールの直前でびっくりしたんですけど...。